長野県民医連保険薬局/保険調剤/一般薬・衛生材料販売/居宅療養管理指導(飯田市鼎・健和会病院横)

かなえ ひまわり薬局

スタッフブログ

ゴールデンウィークの営業・休業について

投稿日:  カテゴリー:かなえひまわり薬局日記  from:staff

今年のゴールデンウィークは4月27日(土)から5月6日(月)まで10連休!!と今までにない大型連休になります。このゴールデンウィークでの「かなえひまわり薬局」の営業日および休業日をお知らせします。

4月27日(土)は通常の土曜日営業ですので、14時までです。

4月30日(火)と5月2日(木)は休日営業となります。平日の通常営業時間の予定ですが、終了時間が早まることもあり得ますのでご了承下さい。

5月3日(金)は休日の当番薬局です。9:00~18:00の対応となります。

ゴールデンウィーク中は通常営業と異なりますのでご注意いただき、御用の方はお早めにお越し下さい。

メーカー学習会:ベルソムラ錠

投稿日:  カテゴリー:学習会  from:suzu

ベルソムラ®錠のメーカー学習会を行いました。

ベルソムラ®錠は、不眠症治療薬です。

不眠症治療薬は「バルビツール酸系睡眠薬」にはじまり、「ベンゾジアゼピン系睡眠薬」「非ベンゾジアゼピン系睡眠薬」等がよく使われてきました。これらはいずれもGABA受容体作動薬に分類される薬でした。その後「メラトニン受容体作動薬」という体内時計を介して眠りをもたらす薬が開発されました。そしてさらに最近、オレキシンという覚醒にかかわる脳内物質の働きを抑えることによって睡眠に導く「オレキシン受容体拮抗薬」:ベルソムラ®錠が開発されました。

オレキシンは起きている状態を保たせる働きがあります。この働きが夜寝るときに過剰であると不眠になります。オレキシン受容体拮抗薬:ベルソムラ®錠はオレキシンの働きを抑えて眠りに導きます。そのため自然な眠りを導き、ふらつき・転倒が少なく、夜中にトイレなどで起きた後も寝つきがよいと言われています。

ベルソムラ®錠の登場により不眠治療薬の選択肢が広まりました。自分の不眠の症状を医師に相談し適切な対処法、治療法を行いましょう。

広報誌ひまわりのたね No.56

投稿日:  カテゴリー:かなえひまわり薬局日記  from:yui

ひまわりのたね№56では、先月号(№55)に引き続きコレステロール関連の特集をしています。

その中でも“コレステロールを下げる食事”について取り上げています。

ご自身の食事をぜひ見直してみてください(^^)/

 

飯伊病診部会第3回研修会

投稿日:  カテゴリー:かなえひまわり薬局日記  from:sio

3月26日(火)にシルクホテルで開催された飯伊病診部会第3回研修会に出席しました。

(株)大塚製薬・半間貴行氏より『在宅における輸液栄養管理』というテーマでご講演頂きました。

食物を口から食べることができない場合に、中心静脈に留置したカテーテルから、点滴で生命維持や成長に必要なエネルギー・各種栄養素を補給する方法を、中心静脈栄養法TPN:Total Parenteral Nutrition)といい、この中心静脈栄養法(TPN)を在宅で行うことを、在宅中心静脈栄養法HPN:Home Parenteral Nutrition)と呼んでいます。

中心静脈カテーテルの挿入経路、留置用カテーテルの挿入部位について、TPN輸液の無菌調整作業の手順や、在宅で行う際に必要な器材など、実際の映像を用いて説明して頂きました。また、感染率や終末期の栄養管理、診療報酬など幅広い内容でご講演頂きました。

ご講演後に、輸液製剤・輸液ルート・経腸栄養などの製品を紹介してくださり、4室タイプ(糖質・たんぱく質・ビタミン・微量元素)の輸液製剤を実際に開通させたり、経腸栄養(ラコール®)の試飲をさせて頂きました。

 

学習会:モビコール配合内用液

投稿日:  カテゴリー:学習会  from:sio

モビコール®配合内用剤のメーカー学習会を行いました。

モビコール®配合内用剤は、慢性便秘症に対して使用可能な国内初のポリエチレングリコール(PEG)製剤で、2歳以上の小児および成人において使用可能です。

主成分のポリエチレングリコールの浸透圧効果により、腸管内の水分量を増加させ、その結果、便中水分量が増加→便が軟化→便容積が増大することで、生理的に大腸の蠕動運動が活発化し、排便が促されることを期待した薬剤です。

海外のガイドラインではPEG製剤が慢性便秘症の第一選択薬となっているのですが、日本では慢性便秘症の薬としては適応がないのが現状でした。便秘症は、小児の場合で特に重症化しやすいことが知られており、日本小児栄養消化器肝臓学会からの要請を受けて、日本でも開発が進み、2018年11月に承認・発売されました。

服用の注意点は・・・

・1包につき60mlの水に溶かして服用します。2包の場合は120ml、3包の場合は180mlです。

・ジュースに混ぜてもOK

・50℃だと生臭くなるのでお勧めしない、80℃以上では崩壊してしまう

・NaClを含むので味はしょっぱい

・食事の影響を受けないため、いつ飲んでも可

・飲みきれない時は冷蔵庫に入れて保管する(2日くらいは服用可)

・1日量を1回に飲んでも、分けて飲んでも効果に有意差はない

・作用発現までに2日を要する 

慢性便秘症の治療薬は、長い間新しい薬が出て来なかったのですが、「アミティーザ®」「グーフィス®」「リンゼス®」「モビコール®」と近年続々と新薬が誕生しています。慢性便秘症の治療選択肢が格段に広がってきました!(^^)!

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