長野県民医連保険薬局/保険調剤/一般薬・衛生材料販売/居宅療養管理指導(飯田市鼎・健和会病院横)

かなえ ひまわり薬局

学習会

ジャドニュ顆粒分包 鉄キレート剤

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メーカー学習会をしました。今月はキレート剤のジャドニュ顆粒(ノバルティスファーマ株式会社)でした。

輸血による慢性鉄過剰症に用いられる薬剤です。同効薬のエクジェイド懸濁溶剤がありましたが、食事の影響を受けやすかったり、懸濁して飲まなくてはいけなかったり、味もあまりよくなかったりと飲みづらかった点を改良された製剤です。

味は無味無臭だそうです。嚥下障害のある方にはヨーグルトなどに混ぜて服用しても良いそうです。

ひまわり薬局でよく出る薬剤ではありませんが、服用する患者さんの負担が少しでも減る薬剤は嬉しいですね。

第23回飯伊病診部会学術研修会並びに特別講演会

投稿日:  カテゴリー:かなえひまわり薬局日記, 学習会  from:sio

2月24日(土)にシルクホテルで開催された第23回飯伊病診部会学術研修会並びに特別講演会に出席しました。

学術研修会では6つの演題発表がありました。活動報告や調査報告、症例報告などを通して病院での薬剤師の活動を知ることができ、とても興味深かったです。

特別講演会は、いちはし内科医院の市橋浩司先生をお招きして、「咳と喘息とCOPDと~吸入療法をふまえて~」というテーマでご講演頂きました。

咳の基礎から、喘息・COPDについて詳しく説明して頂き、各吸入薬の特徴や到達部位の違い、デバイスの種類、高齢者への吸入指導の工夫など紹介してくださいました。吸入指導は、初回だけでなく、一定期間経過した時点での再指導も重要だそうです。

今はたくさんの種類の吸入薬があるため、吸入回数や吸入器の見易さ・使い易さなどから、個々人に合った吸入薬を選択することが可能です。吸入がきちんと行えているか評価し、病院と薬局が情報共有していくことの大切さを学びました。

学習会:マヴィレット配合

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メーカー学習会を行いました。今月は抗ウイルス薬:C型慢性肝炎治療薬のマヴィレット配合錠(グレカプレビル水和物・ピブレンタスビル配合剤)について学習しました。

現在、数種類のC型慢性肝炎の治療薬が発売されていますが、ほとんどの薬剤が投与期間12週間のところ、マヴィレットは病名によっては8種間の服用で良いという特徴があるそうです。他剤で治療歴がある方でウイルスが再燃してしまった方にも再度治療が認められているそうです。今後もC型慢性肝炎の治療薬は進化していきそうです。期待します!

第3回飯田下伊那薬剤師会学術講演会

投稿日:  カテゴリー:かなえひまわり薬局日記, 学習会  from:sio

1月24日夜、やまなみ薬局で行われた第3回飯田下伊那薬剤師会学術講演会に出席しました。ひまわり薬局からは4名出席しました。

飯田市立病院 心臓血管内科 部長 片桐有一先生より、『最新の不整脈治療』というテーマで、心房細動についてご講演頂きました。

心房細動の分類、ガイドライン、治療方針、治療薬について、細かく説明してくださいました。

心房細動を有する患者さんには、心原性脳塞栓症が多く発生することがわかっています。心房細動治療において最も大事なことは、脳塞栓症の合併をいかに減らすかということです。その発症リスクの評価方法として、CHADS2スコアがあります。

C:Congestive  heart  failure(心不全) H:Hypertension(高血圧) A:Age≥75y(75歳以上) D:Diabetes  Mellitus(糖尿病) S:Stroke/TIA(脳卒中/一過性脳虚血発作)の頭文字です。

CHADS2スコア(0~6点)が2点以上の中~高リスク症例に対して、抗凝固療法が推奨されています。

CHADS2スコアの年齢のスコアを1点から2点に増やし、新たに3つのリスク因子(冠動脈疾患:心筋梗塞の既往・末梢動脈疾患・大動脈プラーク/年齢65~74歳/女性)を加えたCAHDS2VAScスコアという評価方法もあります。

出血リスクの評価法として、HAS-BLEDスコアが用いられます。

また、手術や内視鏡時における抗血栓療法の休薬のガイドライン、DOACそれぞれの特徴についても説明してくださいました。

潰瘍性大腸炎治療剤 レクダブル2mg注腸フォーム

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今回のメーカー学習会はキッセイ薬品株式会社 販売の 潰瘍性大腸炎治療剤 レクダブル2mg注腸フォーム14回(プデゾニド2mg)でした。

潰瘍性大腸炎の炎症による症状がある「活動期」に使用する薬剤で、荒れた粘膜を治療し、痛みや下痢、血便などの症状を改善します。

注腸フォーム剤という有効成分(ステロイド)が柔らかい泡状のタイプの薬剤で、もれにくく、立ったままでも使用でき、泡が患部に長くとどまって抗炎症効果を発揮するのが特徴です。

通常、成人には1回あたり1プッシュ(ベデソニドとして2mg)、1日2回注腸に噴霧する。

今までの製剤に比べてとても使いやすい製剤で、患者さんにとっては嬉しい製剤になるのではないでしょうか(^▽^)

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