長野県民医連保険薬局/保険調剤/一般薬・衛生材料販売/居宅療養管理指導(飯田市鼎・健和会病院横)

かなえ ひまわり薬局

かなえひまわり薬局日記

第3回飯田下伊那薬剤師会学術講演会

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1月24日夜、やまなみ薬局で行われた第3回飯田下伊那薬剤師会学術講演会に出席しました。ひまわり薬局からは4名出席しました。

飯田市立病院 心臓血管内科 部長 片桐有一先生より、『最新の不整脈治療』というテーマで、心房細動についてご講演頂きました。

心房細動の分類、ガイドライン、治療方針、治療薬について、細かく説明してくださいました。

心房細動を有する患者さんには、心原性脳塞栓症が多く発生することがわかっています。心房細動治療において最も大事なことは、脳塞栓症の合併をいかに減らすかということです。その発症リスクの評価方法として、CHADS2スコアがあります。

C:Congestive  heart  failure(心不全) H:Hypertension(高血圧) A:Age≥75y(75歳以上) D:Diabetes  Mellitus(糖尿病) S:Stroke/TIA(脳卒中/一過性脳虚血発作)の頭文字です。

CHADS2スコア(0~6点)が2点以上の中~高リスク症例に対して、抗凝固療法が推奨されています。

CHADS2スコアの年齢のスコアを1点から2点に増やし、新たに3つのリスク因子(冠動脈疾患:心筋梗塞の既往・末梢動脈疾患・大動脈プラーク/年齢65~74歳/女性)を加えたCAHDS2VAScスコアという評価方法もあります。

出血リスクの評価法として、HAS-BLEDスコアが用いられます。

また、手術や内視鏡時における抗血栓療法の休薬のガイドライン、DOACそれぞれの特徴についても説明してくださいました。

新年会

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新年会を行いました。

シルクホテルのレストラン『フルフル』でかなえひまわり薬局の新年会を行いました。ついつい食べ過ぎてしまうバイキング!好きなものをたくさんいただき、お腹がいっぱいになり大満足でした(o^―^o)ニコ

チョコフォンデユも3種類のチョコがあり楽しんで頂いちゃいました♪

職員の子も来てくれチョコフォンデュ楽しんでいました💛

今年も一年よろしくお願いいたします!!!

広報誌ひまわりのたねNo.41

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明けましておめでとうございます。

薬局のことやお薬のことなど、お伝えできるように

今年もブログを更新していきますので、よろしくお願いします!

さて、本日は「広報誌ひまわりのたね」2018年1月号を掲載しました。

今回は「薬と飲み物の飲み合わせについて」です。

中には気を付けないといけない組み合わせもありますので、参考にしてみて下さい。

2017長野県民医連学術研究発表会

投稿日:  カテゴリー:かなえひまわり薬局日記  from:sio

17日(日)に、松本市の長野県薬剤師会医薬品総合センターにおいて、長野県民医連学術研究発表会が行われました。ひまわり薬局からは6名参加しました。

今年度は9つの演題発表がありました。様々な分野での発表で、どの演題もとても勉強になりました。

ひまわり薬局からは、ヘルパーさんを対象に薬の学習会を行ったことについて発表しました。とても高評価を頂き、来年7月に行われる関東甲信越交流集会でも発表することになりました。

特別公演は、山口大学医学部付属病院薬剤部長 古川裕之先生をお招きし、「あなたの常識は、ワタシの常識ではない!!『知らなかった』では、すまされない!!報道事例から学ぶ『医薬品使用時の安全管理』」というテーマで、ご講演頂きました。

薬の取り違え事例、医薬品の表示の問題、添付文書の表現、医療スタッフによる犯罪、情報伝達エラー、医薬品リスク管理計画:RMP(Risk Management Plan)などなど盛りだくさんの内容でしたが、先生の語り口がとても楽しく、テンポよくお話しされるので、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

飯伊病診部会 第2回研修会

投稿日:  カテゴリー:かなえひまわり薬局日記, 学習会  from:sio

12月14日夜、シルクホテルで開催された飯伊病診部会第2回研修会に出席しました。ひまわり薬局からは4名出席しました。

静岡県立大学大学院薬学研究院・薬学部実践薬学分野教授 並木徳之先生より『服薬アドヒアランス向上を目指したDOAC・OD錠の臨床投入開始』というテーマで、ご講演頂きました。

先生は、大学の研究室で口腔内崩壊錠(OD錠:Oral Disintegtegration)の研究・開発をされています。

OD錠は、①高齢者など嚥下機能が低下している方でも服用しやすい②水分制限をされている場合、飲水量を減量できる(3錠をOD錠にすると飲水量を67%減らせるという報告もある)③人知れず服用できる(薬を飲んでいることを知られたくない場合がある)などのメリットがあります。

国民の医療費は年々増加し続け深刻化していますが、その中で「残薬」の問題があります。2007年の調査では「残薬」の年総額は、75歳以上の高齢者だけでも475億円と言われています。

服薬アドヒアランスを上げるためには様々な提案があると思いますが、今回はアドヒアランスを高めるための製剤特性に注目しています。“低いアドヒアランスは患者さんだけのせいではない”ということです。

期待する治療効果が得られる可能性を高める製剤特性として、①服薬回数を減らす ②服薬の剤数を減らす ③服薬の障害を減らす が挙げられます。OD錠は服薬の障害を減らすことができる製剤です。

脳梗塞などの再発率の高い病気において、再発予防薬がきちんと服用されていない実態があり、薬を簡単に飲めるようにすることは、本人あるいは介護者にとって服薬の負担を減らすことができ、服薬の優先順位の高い薬をOD錠にすることは、意味のあることだそうです。

今回発売されたDOAC(直接作用型経口抗凝固薬)のOD錠は、服薬アドヒアランスを上げる=残薬を減らす・再発率を下げる=医療費削減 まで期待できるのではないかというお話しでした。

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