学習会 ルパフィン錠
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今月は、帝國製薬が製造 田辺三菱製薬が販売しているアレルギー性疾患治療『ルパフィン錠(一般名:ルパタジンフマル酸塩錠』について学習しました。
通常、12歳以上の小児及び成人に1回10mgを1日1回服用。服用時間はいつでも良いが眠気の副作用から寝る前に服用するケースも多いようです。
アレルギー性疾患治療剤は他にもたくさんの薬剤が販売されていますが、ルパフィン錠は抗ヒスタミン作用の他にPAF(血小板活性化因子)の働きを抑える抗PAF作用を持った初めての薬です。ルパタジンは肝臓で代謝を受けるとデスロラタジンになります。未変化体で抗PAF作用。代謝物のデスロラタジンで抗ヒスタミン作用を示し強くアレルギー症状を抑えられえる薬です。強いにちなんでイメージキャラクターにゴジラだそうです。
(商品名のルパフィン:RUPAFIN の中にPAFが入っているそうです(^^))
代謝物のデスロラタジンは商品名:デザレックスで発売されています。デザレックスは眠気の副作用が少ないと言われていますが、ルパフィン錠は眠気の副作用から自動車の運転などに注意が必要な薬になっています。